南阿蘇鉄道高森駅周辺再開発グランドデザインの完成について

最終更新日 2019年04月18日

高森町では、2016熊本地震で甚大な被害を受けた南阿蘇鉄道の全線復旧を見据え、全線復旧後における持続可能な公共交通を基軸とした熊本地震からの創造的復興を強力的に推進する為に、平成29年度に南阿蘇村及び熊本県と合同で、「南阿蘇鉄道沿線地域公共交通網形成計画」を策定しました。

本計画に基づく高森町における施策のファーストステップとして、南阿蘇鉄道の始発・終発点である高森駅を、「定住」「観光」「防災」によるこれからの地域・まちづくりの最重要拠点施設と位置付け、高森駅と駅周辺の再開発計画の策定に、熊本地震復興基金交付金を活用し、平成30年度5月より着手しました。

そしてこの度、熊本県が主宰する、「くまもとアートポリスプロジェクト」

KAP:https://www.pref.kumamoto.jp/hpkiji/pub/List.aspx?c_id=3&class_set_id=1&class_id=1169)に参加し

「南阿蘇鉄道高森駅周辺再開発グランドデザイン」(以下「GD」)の策定に取り組み、3月23日に開催した公表会において完成したGDを公表しました。

くまもとアートポリスニュースvol44(南阿蘇鉄道高森駅周辺再開発グランドデザイン).pdf

本GDは、全国からプロポーザル方式で応募があった39点の中から最優秀賞に選定された株式会社ヌーブ(東京都)が委託業務を担当し「とにかく広いプラットホーム」をベースに、全5回の住民参加のワークショップの開催と、熊本県立高森高校生の意見を取り入れ策定を進めました。

完成したGDの基本方針は、次のとおりです。

①高森ならではの景観の保全
②(鉄道)運行業務を機能的かつ快適に行える駅舎の実現
③快適な居場所となる交流施設(ラウンジ)の実現
④交通利便性を備え、的確な情報を提供する観光拠点の実現
⑤安全かつ情報が集約された防災拠点の実現

本GDの概要版はこちらからご覧いただけます。

高森駅周辺再開発グランドデザイン_報告書概要版.pdf

(今後の取り組みについて)

今年度以降の事業計画としまして、GDを確実に形にするため、本年度より2ヵ年に亘り実施設計に着手し、実施設計後は、2021年度中に再開発工事に着工し、南阿蘇鉄道の全線復旧工事完了が予定されている2022年度中に再整備工事の完了を見込んでいます。

これから最大8億円(税込み)を試算している事業費用の財源獲得に向け、関係機関等と連携し取り組みを強化する事としています。
 

本件に関する詳細につきましては、4月27日から、たかもりポイントチャンネル(TPC)において説明番組を放送し、また、GDのイメージを形にした「ジオラマ」を庁舎玄関において5月中旬より展示する予定としています。

たかもりポイントチャンネル(TPC)について.pdf

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